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俺の<所在>が確認できない という
最初 <悪いジョウダン>だとおもった
だが 俺の前で背を向けながらひそひそ話を続けるスーツをばっちり着込んだ3人の男達は本気らしい
だって こうやって <話>をしているじゃないですか
あなた達の目の前にこうやって<姿>があるじゃないですか!
<所在が不明>ってなんですか?!
俺はここに<生きている。>
俺はここに<存在している。>
俺はここでちゃんと<息をしている。>
それなのに<所在不明>って
なんですか!
俺は俺を支配している<らしい>3人の男に必死で抗った
男達は俺に背を向けたままメモをよこした
<所在確認のため社員証をみせろ>
社員証は なかった
俺は確かに <正社員>ではなかった
だが <社員証>がないから<所在無し>ってなんだ?
俺はさっきから ここに居るじゃないか!
あんた達の目の前に<居る>じゃないか!
背を向けた男達は
<39876>と俺の<認識番号:ロッカーの番号>を呼び
<39876は所在不明と確認>と結論付けようとしていた
おい ジョウダンじゃないぞ
俺は番号じゃないぞ
俺の今日は<所在不明>なのか?
おい
俺の明日は<所在不明>なのか?
おい!
<俺の人生は存在しない>?のか
俺は・・・俺は・・・なんなんだ!?
俺はここに居るのに
俺は<所在不明>と結論付けないでくれ!!
ああ 俺が透明になっていく!
俺は片手がすでに<39876>のロッカーに収納され 消えてなくなろうとしていった
その刹那
俺は初めて 男達の真実の姿を垣間見た
3人の男達には・・・顔が・・・なかった
ガチャン!と音がして
俺はロッカーに収納され
明日があるのか ないのかさえわからぬまま
携帯電話と作業服といっしょに
次に呼ばれる日を待つ
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